[日本]摂理で性被害を受けたという女性の記事の嘘と矛盾について(証言)

以下の証言に登場する、人物Aは、キリスト教福音宣教会(通称「摂理」)に一時所属したのち、摂理の反対者として、10年以上にわたって活動してきた人物である。

Aはさまざまなメディアやウェブサイトで、摂理や摂理の創始者である鄭明析牧師に対して、事実無根の誹謗中傷を繰り返してきた人物であり、摂理は計り知れない風評被害を受けてきた。

ウェブサイトにも、Aが摂理の集まりにおいて同席した時間に、他に多くの人物がいたにもかかわらず、事実に反して、自分が性的被害を受けたといった荒唐無稽な嘘を書いてきたのである。

すなわち、Aは、「自分が摂理で性的被害を受けてきた」とゴシップ好きのメディアで発言し、またはインターネットに掲載しさえすればよかった。それが完全な嘘であっても、Aは何も証拠を提示しなくても、摂理に甚大な被害を与えることができると知っていたのである。

目次

証言1「彼女の話が、現実とは全く違うことが衝撃」

Aが、インターネットの記事で、1999年7月に摂理(キリスト教福音宣教会)の教祖(摂理の創始者である鄭明析牧師。以下「先生」といいます)に呼ばれたというとき、私は摂理の中の部署活動の一つである、チアリーダーのキャプテンをしていました。Aもチアリーダーの一員でした。当時、私が先生に、摂理でチア活動をすることがどのように信仰生活と結びつくのか学びたいと話し、先生がチア全体に教育の時間をもってくださることになりました。

この日は1999年7月1日で、本来、この日は、先生が滞在中の大阪府豊中市内の家で、各部署の集まりを持ってくださる予定でしたが、そこにチアの予定も加わることになったのです。その他の部署として、サッカーチーム、指導者の集まりなどが予定にあったかと思います。私はAがチアをする前から摂理の中でチアをしていましたが、私がチアを始めて以来、チア全体に時間を出してくださることは初めてのことで、その時が最初で最後だったと思います。

スケジュールが詰まっている中、夕方に先生は 15畳くらいの洋室で、チアのメンバー全体に、丁寧に信仰の教育をしてくださいました。

「チアは、神様に栄光を帰することだ、賛美だけが栄光を帰することではない。人を意識するのではなく、神様だけを意識して踊りなさい」と深い話をしてくださいました。また、一人ひとりに、カードにサインをしてくださり配ってくださいました。サインは「一片丹心(神様に向かうひとすじの変わらない心 )」でした。また、ピザも注文して一緒に召し上がられました。

集まっていた部屋の同じ階のリビングには、先生とお会いするために待機しているサッカーチームや、指導者たちもいたので、早くチアの時間を終わらせようと、指導者である Hさん(ここでは「Hさん」と記載します)も焦っていらっしゃったと思いますが、個人的に話したいことがあるというチアメンバーもいて、私たちからお願いして、先生は個別で会ってくださることになりました。いったん、チアメンバーたちは、その洋室の外の廊下に出て、数人、もしくは一人ずつその洋室に入れ替わりで入りましたが、それぞれ数分間ずつでした。

部屋から出てきた子は、外に待機している子たちと、先生とどのような対話をしたのかおしゃべりをしていました。ある子は「摂理に来る前に男の人と付き合って、(結婚前に純潔を守らずに)性的な関係までしていたことが神様に申し訳ない」と先生に話したら、先生は、「神様を信じないことが一番の罪だから、これからは熱心に神様を信じて、愛していきなさい」とアドバイスをもらった、と涙していました。ある子は、親の反対がひどくて、どうやって信仰生活をしていったらいいのかという相談をしたと言っていました。

Aが言うように、がんばっている人だけ個別に面談したのではありません。その場にいたチア全員に会って信仰教育をしてくださいました。また、私たちからお願いしてそのような個別で会う時間を全員に持ってくださいました。

とても先生も急いでいたので、個人の時間は数分でした。Aがいうような服を脱がされることが起こる時間もなかったし、個人面談して部屋から出てきたみんなの様子を、私が廊下で見ていましたが、みんな感動して泣いていたり、うれしくて笑って出てきました。部屋から出てきたAも、うれしそうにニコニコして出てきたのを覚えています。Aが言うように、先生と2人きりになり、緊張する中で服を脱ぎ、上も下も触られ、キスされて部屋を出て行かされたなら、その後も廊下で待ち構えているチアのメンバーたちと笑って話せたでしょうか?

彼女の話が、現実とは全く違うことが衝撃です。

証言2「Aはすぐに部屋から出てきたのに『暴行を受けた』と話した」

摂理(キリスト教福音宣教会)の鄭明析(チョン・ミョンソク)先生(以下「先生」といいます)は、2001年1月4日(木)~1月17日(水)にかけての2週間の日程で、日本各地の訪問をされていました。

この各地の訪問を終え、日本を発たれる直前の2001年1月16日に、先生は千葉県内の家にいらっしゃいました。

先生に、この日本訪問期間に撮影した写真をまとめたアルバムを急遽お渡しすることになったため、関西地域の写真撮影担当者だったAが呼び寄せられました。

Aは、アルバムを作る目的で先生が日本を出発される前日である、1月16日の夜遅くに千葉県内の先生が滞在されていた家に到着しました。

Aは、夜通しその場にいた何人かと一緒にアルバム作りをしていました。1月17日の朝方に、先生が出発する準備を終えられた後、当時の千葉教会の牧会者が「先生にアルバムを渡してきてほしい」とAに説明しました。

Aは作り終えたアルバムを持って、その家の3階の先生の泊まられていた部屋に行き、すぐ部屋から出てきました。

Aの記述では、その場にいた人はみな寝ていて、夜明けに一人だけが眠らずに作業し、アルバムの作成途中に先生の部屋に呼ばれたとありますが、実際はAが先生の部屋に行ったときには、アルバムの作成作業を終えていて、完成したアルバムを渡す目的で先生の部屋に行ったのです。

また、Aがアルバムを渡しに行く時間になったときには、その場にいた人たちはみな起きていて出発の準備をしていましたし、先生も出発の準備を終え外出着にも着替え終わっていた状態でした。
Aの記述は、事実を曲げたものであり、自分の体験に完全に嘘を混ぜています。Aが先生と性的関係を持つ時間があるはずもなく、そのような状況ではなかったのです。

証言3「Aは『性被害を受けていなかった』と話した」

Aさんは、非常に能力の高い方で、普段からの教会活動における努力や実績を誰もが認めるほど立派な方でした。身長170センチメートル以上。スポーツ万能。明るさ、行動力、ユーモア、リーダー気質も持ち合わせている人でした。

私は摂理で、Aさんと同じGrace教会に2000年から所属し、彼女からかなりの力を入れて教育していただき、非常によくしていただいておりました。摂理の先輩として、愛情をたっぷり注いでくださいました。しかしAさんは能力的な部分に比べると、信仰的な、真理をしっかり学ぶという部分はまだ不十分だったように思えます。Aさんは2002年当時、摂理の入門講義・基本講義であるバイブルスタディの中級編までは講師として伝えてはいたようです(バイブルスタディには、入門編、初級編、中級編、上級編までが存在し、聖書の御言葉をよく理解している人でなければ、上級編を伝えることはできません)。

2002年2月のGrace教会でキャンプを行なった頃からAさんの発言や様子がおかしかったのに私は気づいており、非常に心配しておりました。

2002年2月末、Aさんから「私、摂理を出るわ」とのEメールが私に届きました。あれほど熱心に教会生活を走っていた彼女が、このような決断に至ったことに私は非常に戸惑いました。まずは理由を知りたくなり、教会のメンバーに知られないように、Aさんへの返信メールをこっそり打ちました。

Aさんには他のメンバーには内緒で連絡を取り合うよういわれました。
私は2002 年の 2月末の夜中に、ひそかにAさんに会って、「摂理を出る」と言った理由を聞くことになりました。Aさんの車に乗り込み、Aさんと対話し、本題に入ったのですが、彼女が「摂理を出る」という理由は「摂理が社会的に法に触れることをやっているから」とのことでした。

具体的に聞くと「先生に、健康チェックと性行為を強要された人々に直接会い、話を聞いた。私は先生とそれを手助けしている人たちが許せない」とのことでした。

彼女の身が心配になり、私は「Aさんもされたのか?」と聞くと「私はされていない。だけどいつかこんな悪いことをしている先生や摂理を叩いてやろうと思っている」とはっきり言っていました。

私は信じられなかったので、いつ誰がどこでどのようなことをされたのか、具体的に問いただしましたが、Aさんの答えは非常に曖昧で「その人は遠くにいる。会わせられない」との返答でした。また強要された人にも会わせてもらえないとのことでした。その他多くの摂理の悪口をAさんから聞きました。どうやら誰かから、摂理の悪い情報を聞いたようでした。

彼女が別れ際に「この事実を、他の摂理のメンバーには決して言わないように」と再度私に念押ししていました。後で思うと、これは私を他の摂理のメンバーから孤立させて、悪い情報だけを私に聞かせ、私を摂理から脱会させようと考えていたためだと思います。

そこで新たにわかったのですが、Aさんから私が直接聞いた話と、教会のリーダーたちから聞くAさんが話していたという発言には大きく食い違う点がたくさんあることに気付きました。そして、Aさんが私に悪い話を信じ込ませようとする意図をはっきりと感じました。

今まで真っすぐだったAさんの突然の変わりよう。これはAさんに何かが起こっていると感じました。特に先生の性的犯罪に関して、Aさんの話は信頼できるものとは思えませんでした。Aさんは、2002年の2月末に私とひそかに会う前には、教会のリーダーたちに対して、「先生に性的行為を強要された」と発言していました。

「先生に性的行為を強要された」といった発言は、摂理の悪口と共によく聞かされる内容です。摂理の、韓国の教会でも関東の教会でも、摂理に対する反対運動が起きたときには、この発言が使われたそうです。しかし、Aさんは私には心を許していたのか、正直に「自分は性的行為をされていないが、強要されたといっている人に会った」とはっきりいっていたのです。

摂理に心が揺れた人に対して、裏で会って摂理を出るように話していた人たちはいつも同じ顔触れだったので、発言とやり方も同じだったと思います。

Aさんが私に正直に自分の本音を話したのは、私が教会のリーダーたちからAさんの発言をこっそり聞いていることを知らず、私だけは教会の中で孤立していて、自分の事実を正直に受け止めてくれると安心しきっていたからだと思います。

この嘘を指示する人を暴きだそうと、私はAさんとその後もいろいろと Eメールでやり取りを続けましたが、結局Aさんは嘘を認めることをせずに、摂理を出ていってしまいました。

そして雑誌やインターネットで、摂理を誹謗中傷する記事を載せるようになったのです。
私は1人の摂理のメンバーが、悪い情報を聞き、最終的には「自分が先生に性交渉を強要された」と発言してしまう事実を確認することができました。

正義感からか反対運動を行う当人自身が嘘をついてしまっているのです。彼女は非常に長所の多い方でしたが、性格上すこし気になっていた点があります。
(1) 正義感が強すぎる点
(2) 思い立ったら十分確認することなく突き進める点
(3) いちど思い込んだら人の意見をなかなか聞かない点
この3点でした。これらの点が、今の摂理に対する反対運動に駆り立てているのかもしれません。

以上の体験から、雑誌やインターネットで彼女が証言していることは、裏で摂理を誹謗中傷し、反対する人々から聞いた話と、自分の先生との接点を織り交ぜて、まるで自分の体験談かのように作り上げていることと確信しています。

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